ダニとカビについて

いつも北福畳店をご利用していただきありがとうございます。

だんだん暖かくなってきました。
畳替えを考えていらっしゃる方も増えてくる季節ですね。
暖かくなると気になるのが畳に発生するダニやカビですね。

先日、とあるお客様がダニの被害について悩んでおられたのと、例年カビについての問い合わせが案外あるのでこのブログに書かせていただきます。

まず、ダニやカビはどのように発生するか?について書きたいと思います。
ダニやカビの発生条件はとても似ています。

ダニの場合・気温26度、湿度60%以上。
カビの場合・気温27度、湿度70%以上。が発生条件です。

この条件になったら、すぐにダニやカビが発生するかといえば、そうとも限りません。
適切な換気やお手入れをすることにより発生を抑えることができます。

私は畳を納める時には必ずカビやダニの発生の可能性について説明させていただいてますが、やはり年に1~2件はカビについての問い合わせがあります。

基本的に畳を納めた時点では畳の表面や畳床にダニやカビは付着しておりません。
当店の在庫で置いてある材料も細心の注意を払い、湿度と温度を管理しています。

では、なぜダニやカビが発生するのかというと、上記の高温多湿の環境が続くことが原因です。
近年に建てられた住宅は気密性が高く、断熱効果に優れています。
しかし、気密性が高いということは、換気をしないでいるとそれだけ家の中に新鮮な外気が流れていないということです。
人間にとっては快適に感じる環境がダニやカビにも快適だということです。
普通に生活しているつもりが、知らず知らずのうちにダニやカビを呼び込んでしまうことになります。

では、どのように予防するのが効果的か?といいますと。

一日一回30分以上お部屋の窓を開けて換気してください。
畳の表面に使用されるい草は湿気を吸ったり吐いたりして湿度を調節しています。
湿気を吸った状態が続くとカビの発生につながります。
梅雨時など湿度が高い時は乾いた雑巾でから拭きをすると良いお手入れになります。

そして、できれば毎日お掃除してください。
ダニやカビは人間の出すホコリや垢などが大好物です。
畳の上にじゅうたんなど敷物を敷きっぱなしにしているのも、い草の呼吸を妨げてしまう上に、畳と敷物の間にホコリなどが溜まり、ダニの発生につながります。

ここまで書くと、なんだか畳ってお手入れがめんどくさそう・・・
だと思われる方もおられるかもしれませんが、ダニやカビは畳にだけ発生するものではありません。
ソファーや布団、カーテンなどにも発生します。
知らず知らずのうちにそのような環境で生活してしまっているのは、健康にもよくありませんよね。

畳は適切なお手入れ(掃除と換気)さえしていれば、かなり長持ちします。

また、畳表に使用されるい草には、お部屋の空気清浄効果やい草の香りによるリラックス効果や学習機能向上効果があります。

畳にダニやカビが発生してしまうのも、その住環境が本当に皆さんにとって良い環境なのかどうか?と畳が教えてくれてるような気がしてなりません。

ちなみに、先日ダニの発生で悩んでおられた方には畳の新調をお勧めしました。
100%の効果があるとは言えませんが、当店でできる範囲での防虫加工もさせていただきました。
天然成分100%の防虫、防カビ剤を床に散布し、防虫シートを敷きました。

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使用した畳床は害虫に強い建材床です。
畳表は熊本産高級品です。
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